おいしい紅茶のはなし
コーヒーのおいしい話をしたので、ついでに専門である紅茶の話もちょっと
先日、
入河屋 五代目 松嵜善治郎さまをご紹介いただいた際、折角なので紅茶も入れて差し上げました。
5-6年前にそこらの紅茶専門店レベルでは手に入らない茶葉が入ったときに、シェフにお持ちしたことがあります。そのときに松嵜善治郎さまも試飲されたらしく「LIPTONにあんなおいしい紅茶があるなんて、軽いカルチャーショックでした!」とおっしゃっていました。
今回のは私が普段持ち歩いている牛乳と普及品の缶入りリーフ(トフィー)なので決して上等なものではありませんが、正しく入れれば紅茶専門店の高級品に負けない味わいを得られる貴重なデモになったと思います。
この正しく入れるというのが「キモ」でネットには実にさまざまな怪情報が入り乱れています!中には紅茶店のものもありますので、この人たちは何で紅茶を扱っているの?なんて思っちゃいます。
正解は茶葉やグレード(細かさ)、水、牛乳、さらには入れる量、好みによって違いますので、試行錯誤です。上級者でも1回でおいしく入れるのは困難なぐらいなのです。
この点、メーカー製のティーバックは品質の均一化がはかられているので、いつ飲んでも同じ味が手軽に短時間に実現できます。LIPTONの「イエローラベル」ホテルブランドの「
セカンドフラッシュ50%の
ダージリングティーバック」はこの観点から秀逸であると断言できます!
あるとき世界シェアを持つ紅茶会社のアジア担当責任者の方を(プライベートで)八ヶ岳に案内して、とある紅茶専門店に立ち寄ったときのことです。
ちょっと質問したら店主に延々と説教じみた飲み方を強制されて、実に困惑したことがあります。普通は会話からレベルがわかると思うのですが、どうも理解できるレベルにも達していないようで・・・・
お店ってどんな人が訪れるかわからないので、「謙虚に話をうがって知ったかぶりをしない」ことの大切さを改めて思いました。
肝心の紅茶はというと・・・・。連休のティータイムにもかかわらず客はわれわれだけ、種類がやたら多かったのだけが記憶に残っています。
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